法事。

小瀬 信彦

2010年01月30日 23:14

今日は親父の7回忌と祖母の33回忌の法要をしました。


親父が亡くなったのは寒い雪の降る日でした。


病院のベッドで必死で呼吸しながら生きている親父に


「心配ばっかりかけたけどもう安心してくれ。後は俺に任せてくれ」


と伝えたのを思い出します。


最後は長女と次女が病室に来るのを待って逝きました。


看護師さんが「耳は最後まで聞こえていますからなんでも言ってやってください」


と教えてくださったので「ありがとう」と声を出して言いたかったのですが


胸が苦しくて胸が苦しくて声が出なかったのを今でも悔やんでいます。


でも今、私は良き家族、良き仲間に恵まれ楽しく過ごさせていただいて感謝の毎日です。


不思議なもので祖母の亡くなった日と親父の亡くなった日が同じ日なのです。


祖母が親父を「もう苦しまなくていいよ」と連れて行ったのかな~といつも話してしまいます。


いつだったかお袋がお寺でいただいた新聞に書いてあったのですが、


生まれるとき、赤ちゃんだけ泣いて周りのみんなは笑っている。 死ぬときは周りのみんなが泣いて自分ひとり笑っている・・・

そういう風に生きなさい。


と高校生の子が親から言われた一言だそうです。


いつもお寺に行くとこの話を思い出しそんな風に生きられたらどんなに幸せだろうと感じますね。


まだまだ私も人生これから。張り切って生きますか!





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